北京・景山公園と会津と日本

(添付1) 1070381582.1.JPG  

ホームページの「事務室だより」に11月26日に書いたとおり、グルジアの政変は色々考え
させられました(その後のイラクでの日本の外交官死亡ももちろん考えさせられましたが)。

 そこで、この写真を貼ります。中国の明が1644年に滅亡した際、当時の崇禎帝が自殺した
場所です。博物館に紹介してあるとおり、北京の景山公園にあります。
 この政治体制を批判するのが、この度の「ラスト・サムライ」の舞台・会津藩やその対極とも
いえる水戸藩、つまりは近世日本なのですが、ではそこではどうなるかといいますと、会津藩で
は主君松平容保さんは切腹せず、家老・萱野権兵衛さんが立派に切腹します。つまり彼は、一切
「悪をなさず」とされた主君のために、代わって「君側の奸」を演じるのです。殿様をしっかり
サポートしなかった悪者役として。実は極めて立派な人で、私もお墓にお参りしました。
 この日本の政治体制と中国と、どちらが合理的か考えるべきではないでしょうか。
 あるいは、同じアングロサクソンでも、正に「国王は悪をなさず」の英国と、大統領・クリン
トンさんでも裁判に引っ張り出したアメリカと、どっちが「強い」かとかも。
 即ち、こうした政治体制の不明朗さが、あらゆることで厳しい局面にぶつかっている現代日本
の「弱さ」になっては困りものと思うのです。
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