いわゆる「進次郎構文」のこと

随分間が空いて、すみません。

なんでこんなことを取り上げたかというと、現在ヨーロッパに住まいされているAさんとの間でLINEのやりとりをし、それが結構面白かったからです。

まず、Aさんが紹介してくださったのが、いわゆる「進次郎構文」というものです。「よく冷えた氷だね」、「昔から兄とは年の差が変わらないんですよね」、「過去のニュースは情報が古いね」、「夜景を見るなら断然夜をおすすめしますよ」、「誕生日にバースデーケーキなんて1年ぶりぐらいですかね」、「このプレゼントいただきものなんです」などとしゃべっている進次郎氏の写真が送られてきました。

最初は私も、「これが進次郎構文じゃしょうがないですね、それにしても困ったもんですね」などと返した次第。そして、「人材不足もはなはだしい」となり、話はどんどん進んで中身は結構辛辣な話があるので省略しますが、とにかくフランスのセバスティアン・ルコルニュ首相の内閣の人選論の話になって、30代が4名、40代が5名、50代が5名、60代が3名、70代が1名という若さ、財務大臣が42歳、法務大臣が43歳というわけで、日本では副大臣的なポストを含めると、最も若いのが男性は32歳、女性は34歳。「日本も思い切ってほしい」というような話になりました。

ただ、私の反応は、「へーなるほど、でも日本じゃ無理ですね。子供連盟しか…」と書いて「フランス革命をやった国と、明治維新を革命と称している国とでは、前提の常識が違うんじゃないかと思いますね」という、またまた辛辣なことを書いたわけです。

こんなやりとりをしているうちに、私としてはなんだか「進次郎構文」というのも変だぞと思って、チャットGPTに上記のセリフを入れてみました。そうしましたら、「このセリフは少なくともネット上では『進次郎構文』のネタ、ジョークの一例として定着しており、多くのまとめサイト、ブログで紹介されています。しかし、いつどこで発言したかという証拠となる公的な記録を見つけることはできませんでした。また、引用されているところを見ると、『例としてよく挙げられる』セリフであって、『本人が実際に言ったことを証拠として裏付けられた発言』ではないというニュアンスで紹介されていることが多いです」との話です。

つまり、これは全くの嘘の可能性の方が高いようで、進次郎氏にはお気の毒。SNSというものは本当に怖いものだなとつくづく思った次第です。

そして、最後に私が言っている明治維新を革命とか言っているのがおかしいという話は、これについてもいろいろあると思いますが、例えば、明治維新研究については相当な人物と言われる服部之総という人がいますが、この人はマルキシズムの歴史家というわけで、その著書にはなかなかいいことが書いてあるなと思ったら、最後の最後は結局マルクス主義の話になってしまって、市民革命か何とか革命かなどという悲しいことになっています。

 服部氏の考えは、今は一般に否定かもしれませんが、草莽崛起を強調する明治維新の評価には、まだその残滓があるということかもしれません。

また、丸山眞男などという人も未だに権威があるみたいですが、私に言わせればヨーロッパ哲学の手法に乗っかった発想は、およそこの日本や中国、台湾、韓国を考えるにはむしろ百害あって一理なしと考えています。元祖「民族派?」の私としてはあくまでもアジアの歴史、特に中国古代の現に存在するその痕跡や文化を踏まえて日本の歴史を考えた方が効果的かと思います(当然、フィールドワークが大事)。

ただし一方、ユーラシア大陸はヨーロッパまでつながっているわけですから、当然中国を通り越して、中東やヨーロッパも見た方がよいし、太平洋諸島を見ればスペインの痕跡はもちろん、当然アメリカにまでつながっていく話です。本当のグローバルな視点が大事と思うわけです。

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