| 2004/2/29 (日) 22:36:58 – 嘉村孝 – No.1078061629 日曜出勤で、千葉県市川市に行き、中山法華経寺に詣でましたので、一筆。この寺と 葉隠とは深い関係があります。 この寺は日蓮宗に帰依した千葉一族の家来、富木常忍(ときじょうにん)がその館 (城)を提供して創立しました。一方、千葉氏は源頼朝を助けた縁から、現在の佐賀県 小城町の地頭に補せられ、そこに鎮西総本山・松尾山光勝寺を造りました。 ですから、中山と同じく、小城にも日蓮宗の光勝寺があり、千葉氏の守り神・妙見菩 薩が祀ってあります。妙見菩薩は北極星の象徴であり、千葉周作は正に北辰一刀流で す。 こうして、鎌倉時代以来、関東と佐賀は深く関係して互いに行き来し、北極星はその 交流・交易の道しるべになったと考えられます。この写真が、地味ですが法華経寺の妙 見菩薩です。 なお、鍋島直茂は初め小城・千葉氏の養子になり、ために、のち小城の支藩が置かれ たのです。 ところで、今日仰いだ重要文化財の五重塔、比較的新しいものですが、最上層は唐 様、下は和様の折衷様で、禅宗と同じです。最上層の垂木を見ますと、大陸と同じ扇垂 木です。 私は、こうした妙見菩薩やお寺の垂木を見るたびに、中世日本人の国際性を見て心が 広くなります。 中山法華経寺と葉隠については語ることが山ほどあります。 この最上層は扇垂木。その下は、平行垂木ですが、この写真ではよく見えません。 |
中山法華経寺と葉
未分類